子どもの幼稚園や小学校への入園・入学に伴い、子どもが履きやすい上履きを用意しようと考える方も多いのではないでしょうか。
上履きを用意する際は、「準備するタイミング」「買い替えるタイミング」など、さまざまな点に注意しながら選ぶ必要があり、意識することでより最適な上履きを準備しやすくなります。
ここでは、幼稚園や小学校で使用する上履きを準備するタイミングや選び方、洗い方などについて詳しく解説し、おすすめの上履きを厳選してご紹介します。
上履きの準備前に確認しておきたいこと
上履きを準備する前に、購入時期や買い替えのタイミング、洗い方などを確認しておくことが大切です。以下でそれぞれ詳しく解説していきます。
はじめての上履きを準備するタイミングは?
子どもにとって初めて履く上履きを準備するのは、幼稚園や保育園に入園する直前のタイミングで問題ないでしょう。早すぎるタイミングで準備すると、入園時に足のサイズが合わなくなる恐れがあります。
子どもは、足のサイズが半年で0.5cm程度大きくなるといわれています。そのため、早くても入園の1ヶ月前頃に購入するとよいでしょう。
上履きを買い替えるべきタイミングは?
上履きを買い替えるべきタイミングは、足のサイズに対して靴が小さくなったときです。子どもが歩きにくそうにしていたり、靴のかかとや側面に余裕がなくなっていたりするときは買い替えを検討しましょう。
なお、子どもの身体は成長し続けるため、幼稚園・保育園から小学校に進級するタイミング以外にも、そのときの子どもにとって最適なサイズの上履きを準備できるとベストです。
上履きを洗うときの方法は?
上履きを洗う際は、つけ置き洗いもしくは手洗いが基本となります。洗濯機を使う場合は、靴専用の洗濯ネットなどを活用して、故障の原因とならないよう対策が必要になるでしょう。
以下では、上履きをつけ置き洗いするときの手順を解説していきます。
上履きをつけ置き洗いするときの手順
洗面器やバケツなどに酸素系漂白剤を溶かし、上履きを1?2時間つけ置きしてください。その後、新しい水に入れ替えてブラシでこすります。ソールは、スポンジに水を吸わせて汚れをこすり落としましょう。
最後に、水気を切ってから壁に立てかけ、よく乾かしてください。紫外線に当てると変色する場合があるため、陰干ししましょう。
上履きの選び方のポイント
上履きの選び方を間違えると、サイズが合わなくて靴ずれが起きたり歩きにくくなったりします。次の4点のポイントを押さえて、上履きを正しく選びましょう。
・足のサイズとぴったり合うものを選ぶ
・足の甲のフィット感をよく確認する
・どのような機能付きなのかを確認する
・幼稚園や学校からの指定に注意する
ここからは、それぞれについて詳しく解説していきます。
足のサイズとぴったり合うものを選ぶ
成長を見越して始めから大きいサイズの上履きを選ぶ方もいますが、靴を選ぶときは足のサイズにぴったり合うものを選ぶことが大切です。
上履きが大きいと、走ったときに脱げてしまったり、足が靴の内側に擦れて靴ずれになったりする恐れがあります。
子どもの足は、半年で約0.5cmずつ大きくなるといわれているため、あらかじめ1cm大きい靴を選んでしまうと、1年後にようやくサイズが合う計算になります。それまで、子どもは走りにくさを感じたり転倒のリスクを抱えたりしてしまうでしょう。
そのため、靴を買うときの足のサイズにぴったり合う上履きを選び、子供の成長に応じて新しいサイズの上履きに履き替えていくことをおすすめします。
足の甲のフィット感をよく確認する
歩く際に足の甲が靴とフィットしない場合、歩いたときに靴が脱げてしまう恐れがあります。つま先やかかと、側面などがフィットしていても足の甲がうまくフィットしない場合は、足のサイズに合っていない可能性があるため注意しましょう。
なお、足の甲のフィット感は、「足の甲が高い(甲高)」「足の甲が低い」など、本人の足のタイプによっても変わりやすいです。
足の甲にうまくフィットする上履きが見つからない場合は、インソールを入れたり店舗で調整してもらったりすることも検討しましょう。
どのような機能付きなのかを確認する
上履きには、抗菌・防臭機能が付いているものや、防汚性・速乾性に優れたものなど、さまざまな製品があります。それぞれの上履きが持つ機能をチェックしながら、より快適に過ごせるものを選ぶのがおすすめです。
例えば、臭いの発生や細菌感染などのリスクが高まる「蒸れ」を抑えたい場合は、通気性に優れており、抗菌や防臭の機能がついたものがおすすめです。
また、上履きのお手入れの手間を省きたい場合は、汚れが付着しづらい防汚性に優れたものや、水で洗ってもすぐに乾きやすい速乾機能付きのものを選ぶのが良いでしょう。
幼稚園や学校からの指定に注意する
上履きには、定番のバレエシューズタイプ以外に、足にフィットしやすいスリッポンタイプや面ファスナータイプなど、いろいろな種類があります。上履きの形状や色などを幼稚園・学校などから指定されている場合は、それに応じたものを選びましょう。
まとめ
上履きを選ぶ際のポイントをもう一度まとめます。
・足のサイズとぴったり合うものを選ぶ
・足の甲のフィット感をよく確認する
・どのような機能付きなのかを確認する
・幼稚園や学校からの指定に注意する
子どもは活発に動くうえに、足のサイズが半年で約0.5cm程度成長します。そのときのサイズに合った上履きを選び、健全な成長をサポートしてあげることが大切です。
今回、ご紹介した選び方のポイントを押さえて、お気に入りの一足を探してみてはいかがでしょうか。