靴を長時間履いていると足が蒸れてしまい、気持ち悪い思いをしたことがある方は多いのではないでしょうか。特に、雨に濡れたり汗をかいたりしたあとは、さらに靴の中の「蒸れ」を感じることが多いかもしれません。
靴の中が蒸れると、履き心地が悪くなるのはもちろん、靴や足から発生する嫌な臭いも気になってきます。
そこでこの記事では、「通気性が良く足が蒸れにくい靴」や「汗や水で湿りにくい靴」のおすすめを紹介していきます。蒸れにくい靴を探すためのポイントも解説しますので、靴選びの参考にしてみてください。
蒸れない靴を選ぶときのポイント
はじめに、足が蒸れにくい靴はどのような点に注目して探せば良いのかを解説していきます。主に注目すべきポイントは、次の4点です。
・靴の素材で選ぶ
・通気性を考慮したデザインの靴を選ぶ
・滑りにくい靴を選ぶ
・防水機能が備わっていない靴を選ぶ
以下でそれぞれのポイントについて、くわしく解説していきます。
靴の素材で選ぶ
靴の蒸れやすさは、「靴のパーツにどのような素材が使われているか」が影響しやすいです。足が蒸れにくい靴を選ぶときは、通気性が良く、蒸れにくい素材で作られた靴かどうかを確認するのが重要です。
たとえば、パーツの多くにメッシュやニットといった通気性の良い素材が使われている靴は、内部まで外気が循環しやすい構造になっているので靴の中が蒸れにくくなります。そのため、蒸れにくい靴を探す際はメッシュ素材・ニット素材の靴をメインに探してみるのがおすすめです。
通気性を考慮したデザインの靴を選ぶ
靴の中には、パーツ形成の技術をメーカーが独自開発することにより、通気性を向上させたデザインの商品もあります。そのような靴をチェックしてみるのも良いでしょう。
たとえば、水分や空気を通しづらい素材といわれるレザー仕様の靴は熱がこもりやすいため、一般的には秋や冬といった寒い時期の使用に向いています。
しかしレザー素材の中にもパーツに通気口を開けることにより通気性を向上させたモデルもあるため、靴にどのような蒸れにくくなる工夫がされているかをしっかりチェックしてみることをおすすめします。
滑りにくい靴を選ぶ
必ずしも「滑りにくい靴」イコール「蒸れにくい靴」ではありませんが、靴底が滑りやすいと滑りを防ごうとして自然と足が踏ん張りがちになります。
踏ん張ることが増えると足に余計な力がこもり、汗をかきやすくなるので靴内が蒸れるリスクが高くなります。このため、靴底が滑りやすい靴は要注意です。
靴の滑りにくさは、天気や道路や地面の環境によって変わりますが、基本的にゴム素材の靴底の製品は滑りにくいので、普段使いの靴ならゴム素材を中心に防滑性能のある靴底の製品を選びましょう。
防水機能が備わっていない靴を選ぶ
防水機能が備わった靴とは、生地そのものが水を通さない素材の製品、または、生地の隙間にゴムや合成樹脂を塗り込んで、水を通さない加工を施した素材の製品を指します。これらの靴は、水の浸透を防ぐメリットがある一方で、空気も水蒸気も通さず蒸れやすいというデメリットがありますので、蒸れにくい靴を探す際は防水機能の有無にも注意しましょう。もし、防水機能が必要な場合は、湿気を逃がす透湿機能も付いた商品を選ぶとよいでしょう。
蒸れにくい靴とサポート用品のおすすめ商品
ここでは、蒸れにくい靴とサポート用品のおすすめ商品をご紹介します。
メンズ、レディースを問わずなるべく様々な種類の靴を紹介していくとともに、別売りのインソールなどのサポート用品もご案内していくので、ぜひ参考にしてください。
まとめ
今回は、蒸れにくい靴をお探しの方にぴったりの、通気性、吸汗性、速乾性に優れた靴とサポートグッズを紹介しました。
蒸れない靴を探すときに迷ってしまったら、まずは「通気性」を重視しましょう。
素材や機能、デザインなどをじっくりチェックし、長時間履いていても、暑い季節に歩いていても快適に過ごせる一足を選びましょう。