結婚式に参加する女性靴のマナーとは？ヒールの高さや素材の選び方

結婚式に参加する女性が靴を選ぶときに意識しておきたいポイントは、次の4点です。

・つま先が隠れるパンプスが基本
・ヒールが細く低すぎないパンプスがベスト
・光沢のある素材を選ぶ
・華やかなデザインの靴を選ぶ

以下でそれぞれ詳しく解説していきます。

結婚式や披露宴のようなフォーマルな場では、ヒールが高く、細いタイプのパンプスが良いとされています。目安として、ヒールが3cm以上のパンプスを選びましょう。
ヒールが太いパンプスは安定しやすく、足への負担を軽減できるメリットがありますが、太すぎるものはフォーマルな場にふさわしくないケースがあるため、注意しましょう。

妊娠中の方、小さな子ども連れの方、高いヒールが苦手な方など、ヒールが高く細いパンプスを履けない方もいるでしょう。その場合は決して無理せず、転倒の心配が少なく歩きやすい太めのローヒールパンプスを選びましょう。
その際は、結婚式や披露宴らしさを演出するために、華やかでドレッシーなデザインのものを選ぶと失礼に当たらないためおすすめです。

結婚式や披露宴では、光沢のある布製の靴を履くことがマナーとされているため、意識して選ぶのがおすすめです。布製以外のものでも、シルクやエナメルなど光沢のある素材であれば問題ありません。
一方で、男性は革靴がふさわしいとされていることから、女性も靴に関しては革製で問題ないという傾向もあります。そのため素材の光沢に関しては他のポイントよりも優先度は低めで良いでしょう。

結婚式にふさわしくない靴もあります。次のような靴を履くとマナー違反になるため注意しましょう。

・ブーツ
・スニーカー
・動物柄のデザイン
・サンダル・ミュール

以下でそれぞれ詳しく解説します。

ブーツはカジュアルな靴のため、結婚式や披露宴のようなフォーマルな場には向いていません。
中にはシンプルでかかとが細いシャープなデザインのモデルもありますが、マナーに反することは変わらないため避けましょう。

スニーカーは、どのようなモデルでも結婚式や披露宴にはふさわしくないので避けましょう。革製で黒色のシンプルなデザインのスニーカーや、ハイブランドのモデルでもマナー的にはNGです。

ヒョウやシマウマなど、動物柄のデザインの靴は、パーティー服のアクセントとして使用する場合がありますが、結婚式や披露宴にはふさわしくないため避けましょう。
アクセントとして取り入れたいなら、フォーマルな場にふさわしい素材のパンプスを選びつつ、リボンやラメ、ビジューなどを使用したモデルを選んでみるのがおすすめです。

サンダルやミュールは、つま先が見えてしまうため避けるべきです。デザインそのものもカジュアルで、結婚式や披露宴のようなフォーマルな場にはふさわしくありません。

結婚式の服装マナーとして、ウェディングドレスを着る新婦よりも目立たないよう、同系統の白色の服は避けるべきといわれています。
しかし靴に関しては白いパンプスを選んでも問題ありません。

結婚式に使える靴のデザインやタイプは理解できたものの、具体的にどれを選べば良いのかわからない方もいるでしょう。
そこでここからは、結婚式で履けるパンプスを複数ピックアップして紹介していきます。色や素材別に紹介しますので、コーデ選びの参考にしてみてください。

最後に、女性が結婚式の靴選びで意識しておきたいポイントをもう一度まとめます。

・つま先が隠れるパンプスか
・ヒールが細く低すぎないパンプスか
・パンプスの素材に光沢があるか
・適度に華やかでドレッシーなデザインのモデルを選んでいるか

なお、さまざまな事情で細く高いヒールのパンプスが履けない方は、無理をせず低く太いヒールのものを履きましょう。履きなれた靴で会場まで行き、持参したセレモニー用のものに履き替えるのも一つの手です。
ローヒールのパンプスで出席するのなら、フォーマルシーン向きの上品なものや華やかなデザインのものを選ぶと、結婚式にふさわしい服装となるのでおすすめです。