女子学生用のローファーには、ブラックかブラウンの色がおすすめ。

なぜかというと、どちらも定番カラーであり、派手過ぎる色ではないからです。
学校の校則でも色の指定がされている可能性があるので注意しましょう。

ブラックしか許可しないという場合にブラウンのローファーを選んでしまうと、買いなおさなければいけないため、事前に校則を確認しておいた方が良いですね。

ローファーのデザインはコインローファーがおすすめです。

主にローファーのデザインは以下の4種類があります。

この中でも、コインローファーは、学生に最も人気のある甲の部分に切れ込みが入った基本のデザインです。

華やか過ぎないシンプルな見た目なので、キャンパスライフにはぴったりのデザインといえるでしょう。

その他にも、甲の部分に房飾りや金具の装飾がついたタッセルローファーやビットローファー、スリッポンのようなヴァンプローファーがあります。

しかし、この3つは学生で使う人の少ないデザインですので、迷った方はコインローファーを選ぶと良いでしょう。

校則でデザインの指定がされている場合もあるので、念のため事前にチェックしてみてください。

ローファーの素材は合成皮革か、本革のどちらかを選びましょう。

合成皮革には、下記4つの特徴があります。

価格が安価でお手入れが簡単な合成皮革は、ローファーを初めて選ぶ方に最もおすすめできる素材です。

初めはローファーの扱いに慣れていないため、お手入れが簡単な方が良いですよね。

また、水に強い合成皮革なら雨の日でも気にせず履けるので、お手入れに慣れるまでは合成皮革が最適といえるでしょう。ちなみに、人工皮革も合成皮革と似た素材で、本革に似た風合いを持っていますが、合成皮革と同じような特徴があります。

一方、本革の特徴は下記4つです。

合成皮革と比べて耐久性に優れていますが、価格が比較的高価でこまめなお手入れが必要といった特徴があります。
本革は、水に弱いため濡れてしまうと変形したり、カビやシミができたりします。

このような特徴を考えると、通学用のローファーとしては合成皮革がおすすめです

女子学生用のローファーを選ぶ際は、サイズに注意しましょう。

サイズを選ぶポイントとしては、以下の2つあります。

いつもスニーカーを選ぶ時のサイズよりも、1cmほど小さめのローファーを選ぶと良いでしょう。

なぜなら、ローファーには、フィット感を調整するための靴ひもが付いていないからです。
靴ひもなしに足の甲をフィットさせるには、少しも緩くないサイズを選ぶ必要があります。

緩いサイズを選んでしまうと、靴擦れの原因にもなるので注意しましょう。

一方、足幅に合った横幅のものを選ぶことも大切です。


横幅をすっきりと見せたい方は2Eのサイズを、幅に少し余裕が欲しい方は「3E」が一押しですよ。

女子学生用ローファーにおけるヒールの高さは、2～4cm程度のラインナップがあります。

もしも、歩きやすさを重視するなら、2～3cmがおすすめ。足を綺麗に見せたいなら、4cmのローファーもありますが、校則でヒールの高さを制限している学校もあるので注意が必要です。

これらを踏まえて、自分好みのヒールを選ぶと良いでしょう。

靴底の素材は、ラバーが適しています。

ラバーは、ゴムでできているので滑りにくく、水にも強いため雨の日も安心です。

ローファーにおける靴底の素材にはレザーもありますが、学生にはおすすめできません。レザーは、革なので水に弱く、こまめなお手入れも必要です。

加えて、滑りやすいため、学生用にはラバーの方が良いでしょう。

以下のような高機能ローファーを選ぶと、より快適に学生生活を楽しめますよ。

洗えるローファーなら頑固な汚れが付着しても心配なし！

水に強いローファー、耐摩耗性ソール、クッション性のあるソールなら、通学時も心強いですね。

インソール取り外し可能なローファーは、お好みのフィット感に調整できるメリットがあります。

抗菌仕様なら、長時間ローファーを履く学生でも快適に過ごせるでしょう。

用意した方が良いお手入れグッズは以下の通りです。

合成皮革の場合はクリームを使用しなくても問題ありません。

上記グッズを使用したローファーのお手入れ手順は、次項で説明します。

ローファーのお手入れは、毎日行う簡単お手入れと、頑固な汚れが付着した時のしっかりお手入れで分けて行いましょう。

では、それぞれのお手入れについて解説します。